どうしてむし歯になるの?
今年の冬は、雪が少ないように感じます。
ですが、寒さは例年通り
寒さ対策をしっかりとして、風邪などひかれないようご自愛ください。
今回からお口の事を少しでも関心を持って頂けるように
毎月『歯に関するお話』を書いていきたいと思います。
今回のお話しは「どうしてむし歯になるの?」です。
患者様の中で
「ちゃんと磨いているのにむし歯になる」
「昔からむし歯になりやすい」と言われる方がみえます。
ではどうしてむし歯になるのでしょうか?
お口の中にはたくさんの細菌が住んでいます。
その中のひとつにミュータンス菌が主なむし歯の原因菌です。
お口の中のむし歯菌が食べ物の中の砂糖を栄養に、表面にネバネバした物質をつくります。
そのネバネバした物質の中にむし歯菌や他の細菌が住みつき、どんどん増えていきます。
これが歯垢(プラーク)と言われるものです。
歯垢(プラーク)の中のむし歯菌は食べ物の中の「糖質」を材料に酸をつくり、
しだいにエナメル質(歯の表面)を溶かしはじめます。
これがむし歯です。
むし歯になりやすい方の原因の一つとして、
磨いているつもりが細かい所まで歯ブラシが当たっておらず、歯垢(プラーク)が残っている事が考えられます。
しっかりとした歯磨きがむし歯の予防には大切です。
歯医者さんで歯磨き指導を受けられる事をおすすめします!!
2019年もむし歯のないきれいな歯をめざしましょう♪