わたしたちは、患者様お一人お一人にできるだけ長くご自分の歯を保っていただける様に予防歯科に力を入れています。
• いつまでも健康な歯でいたい
• むし歯になりたくない
• 歯周病を予防したい
• お口のセルフケアの習慣を身に付けたい
と思ったことはありませんか?
むし歯や歯周病になられた場合は、歯科治療で一時的に治すことはできます。
ですが、失ってしまった歯や歯ぐきは元には戻りません。
だからこそ、むし歯にならない、歯周病にならないために、定期的に予防していくことが大切なのです。
定期健診の受診率と残存歯数との関係性を国ごとに表した図です。
・スウェーデン・・・歯科予防の先進国の代名詞的存在です。
・アメリカ・・・国民健康保険はなく歯科治療にかかる費用は高いと言われています。
・イギリス・・・国民健康保険があります。
日本は海外と比べると定期検診の受診率は、低い事がわかります。それに合わせて残っている歯の数も減っている事がわかります。
定期健診を受けている方の歯の残存率について表したものです。
お口の中のクリーニングを定期的にする方は、歯を抜くリスクが軽減し、80歳になっても歯が残っている数が多いことがわかります。
いつまでも自分の歯で食べられるようにする為には、定期検診による予防がとても重要な事がわかります。
予防歯科は、PMTCなど歯科医院で定期的に行う「プロフェッショナルケア」と、ご自身が自宅で毎日行う「セルフケア」の大きく2つに分かれます。
歯科医院の専門歯科衛生士による「プロフェッショナルケア」と、ご自宅にてご自身で行う「セルフケア」の両方を行うことが、より効果的に大切な歯を守り続けることに必要なのです。
歯や歯ぐきの状態、口腔内の環境を丁寧に検査します。
*いしうら歯科医院の歯周病検査は、より詳細な状態を知る為に精密検査(4点法)を行っております
検査結果から一人ひとりに合わせた効果的な予防方法をご提案いたします。
歯周病の原因となる歯石は、歯ブラシでは除去することができないため、専門の器具を使用し、徹底的に除去します。
①染め出し液で歯垢のチェック
②歯間や歯面をクリーニング、スケーリング
③歯の表面をツルツルに仕上げ磨き
④フッ化物入りペーストを塗布
PMTCとは
プロの知識と資格をもった専門歯科衛生士が、専門の器具を使用して行う歯のクリーニングです。
磨き残しはもちろん、歯ブラシでは磨けない歯と歯ぐきの隙間まで、プロの技術で徹底的にお口の中をきれいにしていきます。
また、PMTC後のフッ素塗布で歯に汚れがつきにくくなり、予防にも効果があります。
汚れが落ち本来の歯の白さが戻り、痛みもないので、虫歯や歯周病の予防もエステを受けている感覚でできる、一石二鳥の方法です。
ご自宅でセルフケアが行えるよう、一人ひとりに合わせた磨き残しのない歯みがきの仕方、歯ブラシの選び方までお教えします。
毎日しっかり歯みがきをし、自分では磨けていると思っていても、実際には磨き残しができてしまうことが多いです。
歯科医院で自分に合った歯ブラシ、磨き方の指導を受け、正しい歯みがきを行いましょう。
歯ブラシについて:
歯ブラシは毛先が開いてしまうと歯の面にきちんと歯ブラシの毛先が当たらず、歯の表面や隙間の汚れが除去しづらくなります。
1ヶ月に1本を目安に歯ブラシを交換してください。
フッ素には歯の質を強化、虫歯の発生と進行を防ぐ働きがあります。そのフッ素を含む歯みがき剤の使用で、歯みがきはより効果的なものになります。
歯と歯の小さな隙間など、歯ブラシでは届きにくい場所まできれいにできるよう、通常の歯みがきの後にはデンタルフロスを使いましょう。
就寝中は唾液の分泌が減るため、細菌が繁殖しやすくなってしまいます。 就寝前、または歯みがきの仕上げにデンタルリンスですみずみまで殺菌します。